きょうのナナバン

140字以上のあれやこれ。

煙草を吸う場所に、いつも困る

用があって帰省している。用がなくとも帰れる場所ではあるが、此度は用があって帰っている。数日ほど滞在する予定だ。持って行く本に迷って、四冊ほどを紙袋に詰めた。途中、茶屋町の古本屋に寄るとおもしろそうな本を立て続けに三冊見つけた。着替えより重い荷物ができあがった。何をしに帰ってきたのだっけ、と思った。

久々に地元駅を降り、家へ向かってえっちらおっちら、坂を上った。母校の中学生が、シャツを脱ぎ筋肉自慢をしていた。たしかに引き締まった肉体だった。

それにしても、こんなに坂が厳しかっただろうかと思った。昔は毎日、下って上ったのに。徐々に草の蒸した匂いが満ち始めた。むせかえりそうなほどだ。

夕飯は鮎の塩焼きだった。中骨も頭も食べてしまったら、笑われた。